1羽の小鳥との出会いで野鳥のとりこに

2年前の秋に出会い、大きな影響を与えられたのが1羽のシジュウカラ。それまで近所で見る小鳥といえばスズメ。もう少し大きくなるとハト。そして身近にいる鳥といえばカラス。私の野鳥に関する知識はその程度でした。

当初はその白と黒のカラーの小鳥がシジュウカラということも知らず、ただいきなり近付いて飛んできた小鳥に驚くばかり。主人と公園を散歩してふと池の前で立ち止まった時に、そばの木にとまっていた小鳥が、私達の方を目がけて飛んできました。ぶつかりそうな勢いに驚いたのですが、違う木の枝に一度とまったその小鳥は、すぐにまた私達の方に飛んできて何かアピールしているかのよう。それを5回も繰り返したので、「もしかしたら近くに巣があるのかも」と思いその場を立ち去りました。その後ネットで調べてみると、子育てしている時期ではありません。

よくよく調べてみると、どうやらその公園ではひまわりの種などのエサを野鳥に与えている人がいるようで、エサをねだって飛んできたのでは・・という結論に。

その時初めて小鳥がシジュウカラであることもわかりました。

 

結論を確認しようと3日後に再度公園を歩いていると、やはりシジュウカラが飛んできます。ネット動画で見たように、手のひらを差し出してみると、エサもないその指にちょこんととまったのです。首をかしげる愛らしいその姿にハートを打ち抜かれてしまいました。

その1羽との出会いをきっかけに、すっかり野鳥の世界にハマってしまった私達夫婦。鳥を意識して歩いてみると、その公園内だけでも数十種類もの野鳥に出会えることがわかりました。姿を確認しては写真に納め、鳴き声を聞いては調べて名前を特定するという作業が楽しくてどんどんハマっていくばかり。実際に手に乗ってくるのはシジュウカラやコガラ、ゴジュウカラ、ヒガラなど一部の小鳥だけですが、黄色やブルーといった実に美しい姿や色の鳥を見つけては感動し、いつまでも聴いていたい美声や癒される声を持っている鳥にも出会い、野鳥の世界の奥深さを感じています。

それまでバードウォッチングなど考えたこともありませんでしたが、今ではこの楽しみを教えてくれた1羽のシジュウカラとの出会いに感謝しています。