瀕死状態のセキセイインコに遭遇

母が子供時代から独身時代まで長い間セキセイインコを飼育していたのを私が知った小学3年生の時、両親に私も一生懸命世話をするからセキセイインコを飼育したいとお願いしていて、父親がこっそり私を喜ばそうと母の許可を得て、黄色と緑色が混ざった雄のセキセイインコと青と黄色が混ざった雌のセキセイインコを購入していたのですが、自宅に鳥かごを入れると私にバレてしまってサプライズにならないので、父が車で帰宅してから家族皆が食事を食べ終えるまでの1時間くらい、車内に鳥かごを置いていたところ、インコが瀕死の状態で発見される形となり、サプライズどころではなくなったことがあります。

暑すぎず寒すぎない時期の夕方でしたが、車内はそれなりに気温が高かったみたいで、インコの飲み水もぬるくなっており、発見されたインコ2羽の口が暑いと言っているように、口をパクパク苦しそうにしている状態で発見され、涼しいところへ母が急いで連れて行き、さじスプーンで水をインコの口元に運び、エサを与えようとしても思うように食べてくれず、父は私と母にかなり怒られながら、必死にインコを診くれる動物病院を探し出し、私が対面した早々動物病院へ3人で行く羽目になっています。

幸いインコを診てくれる動物病院も診療時間内で近場にあり、混雑していなかったのですぐに医師や看護師が適切な対応してくれたので、帰宅の翌日には元気に鳴き叫んでおり、インコは瀕死状態から無事に復活したのですが、人間で言えば脱水症状のような状態でこんなに苦しませてゴメンねと可哀そうな気持ちでいっぱいで、こんな状態にインコを追い込んだ父を恨めしく思ったことがあります。

そんな違う意味でのサプライズ状態でインコ2羽との出会いを迎えたおかげで、生還した2羽のインコへの思い入れは家族皆深く、家族の一員として精一杯愛情をかけて飼育したおかげか、2羽とも8年、9年と平均寿命以上を全うしています。小学3年生ながらも、小さな生き物の命は飼い主の手にかかっているのを目の当たりにしたので、生き物の命を人が預かる大切さを知り、好きだけではダメで、責任がとれなければペットは飼ってはいけないんだということを体感しています。